平均の時給は1050円と決して高くないのに、講師のアルバイトに大学生が続々と集まってくる学習塾がある。なにが学生たちを引きつけているのか。
首都圏を中心に個別指導塾を247カ所展開する東京個別指導学院。約500人の正社員に対し、アルバイトの大学生講師8500人前後を抱える。在籍する生徒数は約3万人で右肩上がり。会社の業績も好調で、2019年2月期は売上高201億円(前期比4・8%増)、営業利益27億円(同3・6%増)と、7期連続の増収増益を見込む。
塾講師の時給が2千円を超えることも珍しくないなかで、なぜ学生は東京個別のバイトを選ぶのか。
「東京個別でバイトすれば、就…