セブン―イレブン独自のスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」で、利用者の一部が不正アクセスの被害に遭ったことを受け、4日に会見が開かれた。セブン・ペイの小林強社長、セブン&アイ・ホールディングスの清水健デジタル戦略部シニアオフィサー、セブン―イレブン・ジャパンの宮地正敏デジタル・サービス本部長と記者の主なやりとりは次の通り。
――セキュリティーの問題が事前に分からなかったのはなぜか。焦りがあったのか。
清水氏「あらゆるアプリはサービスインの前にセキュリティー審査をきちんとやっている。脆弱(ぜいじゃく)性は指摘されておらず、確認した上でスタートした」
――ユーザー登録時に2段階認証をしているサービスがほとんどだと思うが、セブンペイでそれをしなかった理由を。
小林氏「2段階認…