12日の東京株式市場は、日経平均株価が3営業日ぶりに上昇した。終値は前日より454円73銭(2・15%)高い2万1602円75銭。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は31・30ポイント(1・99%)高い1606・61。出来高は14億8千万株。 前日はTOPIXが年初来安値を更新し、日経平均も今年3月以来の安値水準となった。12日は、相場が下がる局面に買いを入れる押し目買いがあり、午後には一時480円超値上がりする場面もあった。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長の保釈が伝わり、米中摩擦の緊張を和らげるとして好感された。 SMBC日興証券の太田千尋氏は「主力株が大幅に上がっており、グローバルな機関投資家が取引を増やしているとみられる」と話した。 |
日経平均が大幅反発、454円高 「保釈」伝わり好感
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