20日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値下がりし、3月につけた年初来安値を更新した。下げ幅は一時700円超に達した。終値は前日より595円34銭(2・84%)安い2万392円58銭。下落は3営業日連続。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は38・99ポイント(2・51%)低い1517・16。出来高は18億2千万株。
前日のニューヨーク株式市場は、FRBが年内4回目の追加利上げを決めたことによる失望売りが出て、大幅安となった。日経平均もこの流れを受け、取引開始から下落。午後には、3月26日につけた取引時間中の年初来安値(2万347円)を下回った。市場では「クリスマス休暇を前に、海外のヘッジファンドが先物売りを仕掛けたとみられる」(大手証券)との声があった。