休場明け26日のニューヨーク株式市場は、大企業でつくるダウ工業株平均が急反発し、前営業日に比べ1086・25ドル(4・98%)高い2万2878・45ドルで取引を終えた。1日の上げ幅としては史上最大で、上昇率は2009年3月以来となる急騰。米国発の世界的な株安の連鎖に、いったん歯止めがかかった。
世界経済の減速懸念やトランプ米政権の混迷ぶりを受け、ダウ平均は24日まで4営業日連続で急落し、下落幅は計1800ドルを超えていた。割安感が強まっていたこともあり、クリスマス休暇明けの26日は反動の買い注文が膨らんだ。ダウ平均の伸びが1000ドルを超したのは史上初めて。
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