内閣府が10日発表した昨年11月の景気動向指数(2015年=100、速報値)は、景気の現状を示す指数が103.0と、前月より1.9ポイント低下した。低下は2カ月ぶり。夏の自然災害で滞った生産や出荷が10月に回復して上昇した反動が出た。景気動向指数は、不適切な調査が問題となっている厚生労働省の「毎月勤労統計」を一部の指標に採用している。内閣府は「厚労省の調査結果の公表後に対応を考えたい」としている。
地方経済にも米中貿易摩擦の悪影響か 日銀リポート景気「悪くなる」が6年ぶりの高水準 日銀の消費者調査不適切な勤労統計、厚労相が認める 経緯は「調査中」日経平均、終値で2万円台回復 世界経済への懸念和らぐNYダウ、98ドル高 米中通商摩擦緩和への期待高まる日経平均、一時700円高 2万円台回復日本企業のM&A、18年は過去最高に 武田が押し上げ日経平均終値、452円安 大発会、3年ぶり下落