東京管区気象台は12日、東京都心で初雪を観測したと発表した。気象台職員が千代田区の観測地点で雪がわずかに舞ったのを目視で確認したという。東京都心の午前11時時点の気温は4・0度だった。平年(1月3日)より9日遅く、昨季(12月31日)より12日遅い。
気象庁によると、関東南部や山梨県を中心に、12日昼過ぎから13日明け方にかけて雪や雨が降り、山地を中心に積雪となるところがある見込みという。同日午前6時までの24時間降雪量は多い所で、神奈川県西部の山地8センチ、甲信5センチ、多摩・秩父3センチ、関東北部山沿い3センチ、関東平野部1センチ。
13日以降は関東の広い範囲で高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温も平年並みか平年より高くなりそうだという。