ラグビーの第55回全国大学選手権決勝が12日、東京・秩父宮ラグビー場であり、明大が天理大を22―17(前半12―5)で下し、22季ぶり13度目の優勝を果たした。天理大は初優勝を逃した。
「人材の墓場」から復活 ラグビー明大、22年ぶり優勝
ラグビーワールドカップ2019
先行したのは天理大。前半3分、ゴール前のラインアウトからフッカー島根がトライを決めた。追う明大は7分にWTB山崎、22分にはラインアウトからWTB高橋がトライを決め、12―5と逆転した。
後半は立ち上がりから明大が主導権を奪った。16分にスクラムで反則を奪い、山沢がPGを成功。21分にはゴール前でラックを連取し、武井のトライで突き放した。天理大も29分に島根がトライを挙げると、35分にはフィフィタのトライで猛追したが、及ばなかった。
全国大学選手権歴代優勝回数
早大 15〈1〉
明大 13〈2〉
帝京大 9
関東学院大 6
同大 4
慶大 3〈2〉
大東大 3〈1〉
法大 3
日体大 2
※〈〉数字は両校優勝回数