ハネタクのエプロン姿に、ファンもうっとり? 2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得したカヌーの羽根田卓也(31)が27日、「遠征中や試合が続く時の食とは!」をテーマにしたトークショーを都内で開催。遠征中の自炊の話や、華麗な包丁さばきも披露した。出来上がった料理とは――。 ハネタク「世界の流れ」痛感 カヌー、苦悩の1年を糧に ハネタク「何が何でも表彰台」 体作り、室伏氏から助言 カヌー界のイケメンは、オレンジ色のエプロン姿もよく似合う。「今日はチャーハンをつくりたいと思います」。スロバキアを拠点に練習し、年間の半分以上を海外で過ごす羽根田の主なレパートリーの一つだ。 海外では「日本ほどおいしいものは食べられない」。一方で、「食事はトレーニング以上に大切」とも。だからこそ、カレーやチャーハン、ハヤシライスなど、日本で慣れ親しんだメニューを自らつくって食べるのだという。 この日作ったチャーハンにもこだわりを詰め込んだ。「なるべく色の濃い野菜を食べるように心がけている」とニンジン、ピーマン、タマネギをみじん切りに。これをフライパンで炒め、最後に豚肉、そしてご飯を投入。「卵は使わない派」だそうで、塩こしょうとしょうゆで味付けして完成だ。 練習で疲れた体で料理することが多いため、最大のテーマは「時短」。手際の良い包丁さばきから、普段から料理慣れしていることをうかがわせた。 海外生活では日本食が恋しくなることもしばしば。好物は「酢の物」で、帰国して真っ先に食べるものは「もずく酢」だという。すしやそばなどの定番ではない意外な食べ物に、集まった約70人のファンからは笑いも漏れた。 カヌーの東京五輪代表は今季の成績で決まる。勝負のシーズンへ向け、「いい姿を見せられるように頑張ります」。“本業”の躍進も誓っていた。(山口史朗) |
ハネタク、エプロン姿で手料理披露 カヌー遠征裏話語る
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