三越伊勢丹は31日、伊勢丹の店舗で使っている包装紙を変更すると発表した。変更は1997年以来、22年ぶりとなる。
「ISETAN」のロゴを配した青地と赤地の2パターンの包装紙から、白地に赤、黄、緑の3色の線を描いた1パターンに変更する。タータンチェックの伊勢丹の手提げ袋に合うようなデザインにしたという。
新たな包装紙は、伊勢丹各店で20日から使われる。三越の包装紙は変わらない。
新デザインは、「radiance(輝き)」をテーマに、フランスのデザイナーが手掛けた。3色の線で、光が放射状に広がる「無限のひろがり」を表現したという。変更について同社は「百貨店の強みであるギフトのお買い物客に、より喜んでもらうため」(広報)としている。(佐藤亜季)