米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は３０日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、利上げの一時休止などを決め、従来の金融引き締め策を転換した。パウエル議長のＦＯＭＣ後の記者会見での主なやり取りは次の通り。

米中貿易摩擦で強まる経済不安 米ＦＲＢ、利上げ休止へ

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――利上げした昨年１２月の時点と何が変わったのか。

「中国と欧州の状況（景気の減速）があり、米政府機関の一部閉鎖の影響もあった。（企業などの資金繰りの前提となる）金融環境も昨年の第４四半期（２０１８年１０～１２月）にかなり引き締まり、いまも続いている。そうした事情を考慮した」

――利上げ局面は一時停止というよりも終わりなのか。「辛抱強くある」時期に区切りはあるのか。

「それは、後になってみて結果…