南から暖かい空気が入り込み、3日は関東地方の多くで気温が上昇した。気象庁によると、3月上旬から4月上旬並みの陽気となった。
気象庁によると、東京都千代田区は13・4度で、平年より3・8度高かった。さいたま市や千葉市、横浜市でも13度前後まで上昇した。
4日は暦の上で春の始まりとされる「立春」。東京の最高気温は19度と予想されており、4月中旬並みの春めいた天気になる見通し。
立春を過ぎて最初に吹く南寄りの強い風を「春一番」といい、気温が上がる。気象庁によると、日本海で低気圧が発達しており、春一番が4日に吹く可能性があるという。観測されれば、記録が残る1951年以降、最も早い。昨年の春一番は3月1日だった。(西村奈緒美)