大阪・梅田の地下街「ホワイティうめだ」の2期エリアが今年5月、1970年の完成後初めての大規模リニューアルに入る。待ち合わせ場所として親しまれている「泉の広場」にある噴水を撤去し、代わりに水ではなくLED照明を使う「ウォーターツリー」(仮称)を設置する。11月の完成を目指す。 大阪メトロが12日に発表した。改修するのは泉の広場を含む全長約200メートルで、総事業費は58億円。現在は飲食店や100円ショップ、マッサージ店など40店舗が並ぶが、老朽化が課題となっていた。 改装後は店舗を入れ替え、35の飲食店や食品販売店とし、「食」を前面に出す。これまで来店が比較的少なかった20~30代の取り込みを狙う。 今の噴水は2002年完成の3代目。撤去するのは、災害時の避難の妨げになるなど、防災面の要請からだ。新たに設けるウォーターツリーは、光による演出で床に水面を表現するという。「泉の広場」の名称は残すが、噴水は工事が始まる5月のゴールデンウィークごろに見納めとなる。(中島嘉克) |
ホワイティうめだの噴水、撤去へ 5月から大規模改修
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