13日の東京株式市場は、米政府機関の再閉鎖回避や米中摩擦緩和への期待から、日経平均株価が大幅に値上がりし、昨年12月18日以来ほぼ2カ月ぶりに2万1000円台をつけた。終値は前日より280円27銭(1・34%)高い2万1144円48銭で、今年の最高値を更新。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は16・73ポイント(1・06%)高い1589・33で、ともに2営業日連続で上昇した。出来高は14億1千万株。
前日の米ニューヨーク株式市場で、大企業でつくるダウ工業株平均が大きく反発した流れを引き継ぎ、東京市場でも朝方から幅広い銘柄が買われた。上げ幅は一時300円を超えた。
野村証券の田之上章氏は「市場環境が上昇局面に変わりつつあり、当面は堅調な地合いが続く可能性が高い」と話した。(大和田武士)