タクシーに他人同士を相乗りさせる営業が、全国一律で解禁される見通しとなった。政府の未来投資会議で7日、方向性を確認した。今夏とりまとめる成長戦略の実行計画に盛り込む方針。東京五輪・パラリンピックなどでのタクシー不足に対応することなどが期待されており、国土交通省は2019年度中の実現をめざす。
タクシー相乗り、方向同じ人をアプリで 仕組み作りカギ
7日の会議で議長の安倍晋三首相は「タクシー事業については相乗りの導入により、利用者が低廉な料金で移動することを可能とする」と述べ、国交相らに具体的な検討を進めるよう指示した。
現状でもタクシー事業者がバス…