昨年の中央競馬の年度代表馬アーモンドアイ(牝〈めす〉4歳、美浦・国枝栄厩舎〈きゅうしゃ〉)を所有するシルクレーシングは17日、公式サイトで10月にフランスである凱旋門賞(パリロンシャン競馬場)への登録を行わないと発表した。先月行ったアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ遠征の結果から凱旋門賞への出走は「ベストの選択ではない」と判断したという。今後の予定は白紙だ。
アーモンドアイは昨年、桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬(ひんば)3冠を制し、ジャパンカップをレコード勝ちした。3月にはUAEに初の海外遠征を行い、ドバイ・ターフで優勝。GⅠレース5連勝を果たした。帰国後の現在は福島県の牧場で検疫中だ。