気象庁は、大型連休初日の27日ごろ、北日本と東日本を中心に一時的に冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込む見込みだと25日に発表した。北海道や東北、北陸、関東北部、甲信の山や山沿いで積雪が予想され、登山や山沿いの行楽地に出かける際は雪への備えをするよう呼びかけている。
北海道と東北では3月中旬から下旬並みの寒気が入りそうで、26~27日は平地でも雪が降るところがあるとの予想になっている。北海道の26日正午からの24時間降雪量予想はオホーツク海側10~20センチ、その他の地域5~10センチ。東北北部(青森、岩手、秋田)では26日午後6時からの24時間で、山沿い10~20センチ、平地5~10センチの予想。
寒気の影響を受けるのは27日までで、28日は日本列島の広い範囲で高気圧に覆われ、晴れるところが多い予想になっている。