3大流星群に次ぐ規模の「みずがめ座η(エータ)流星群」が6日夜から7日朝にかけて活動のピークを迎える。今年は月明かりがなく、条件は最高。天の川が見えるような夜空の暗い場所では、1時間に10個ほどの流れ星が観察できる可能性がある。ピーク前後の数日間も普段より多めの流れ星が見られそうだ。
国立天文台によると、この流星群の流れ星の正体はハレー彗星(すいせい)がまき散らしたちり。宇宙空間を漂っているちりの帯に地球がさしかかる際に流星群が現れる。
この時期、未明に東の空に昇ってくるみずがめ座から放射状に飛ぶように見えることから名付けられた。長い軌跡を描く流れ星が多いのが特徴だという。
今年はピークが7日未明ごろと予想され、日本では夜明け前にあたるため観察しやすい。さらに、5日が新月で月明かりがなく、条件は極めて良いという。気象庁によると、全国的に多くの地域で晴れ間が広がりそうだ。
流れ星を多く見つけるにはどう…