米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏は9日、自身が手がける宇宙企業「ブルー・オリジン」が開発する月着陸機の計画を明らかにした。ブルームーンと名付けられた着陸機は4本足で小さな家ほどの大きさ。4台の探査車や実験機器などが搭載でき、飛行士を載せ月を往復することも想定している。
今年はアポロ11号の月面着陸から50年とあって、ベゾス氏は「月に戻る時だ」と語った。打ち上げ予定などの詳細は明らかにしなかったが、3年前から着陸機の計画を進めてきたという。トランプ政権が目指す2024年の有人月着陸への参加を目指しているとみられ、「我々は力になれる」と意欲を示した。
月探査をめぐっては、米航空宇…