経済の「モヤモヤ」解説 日産自動車、スバル、スズキ…。この約1年半で自動車メーカーの検査不正が次々と明るみに出ました。数百万台に及ぶリコール(回収、無償修理)にも発展し、影響を受けたユーザーも多いのではないでしょうか。いったい何が問題で、どんな背景があるのでしょうか。じっくり解説します。 なぜ次々に不正が発覚? 発端は2017年9月。日産自動車が国内全6工場で資格のない検査員が検査をしていたことを発表しました。国土交通省の調査で発覚しました。 有資格者の印章を使うなどして、あたかも不正がなかったかのように組織的に偽装していました。 その後、スバルでも同様の不正が発覚しました。 日産とスバルでは国交省が工場… |
日産もスバルもスズキも… 相次ぐ検査不正の根深い事情
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