米ライドシェア(相乗り)最大手のウーバー・テクノロジーズ(本社・サンフランシスコ)が10日、米ニューヨーク証券取引所に上場した。初値は1株42ドルで、売り出し価格(45ドル)を下回った。シェアリングエコノミーの代表格として将来性が期待される同社だが、赤字体質から抜け出せないことが響き、厳しい船出になった。
10日の終値は売り出し価格より3・43ドル安い41・57ドル。米メディアによると、時価総額は約760億ドル(約8兆4千億円)で、ウーバーは上場で810億ドルを資金調達した。
米市場での上場規模としては、…