14日の東京株式市場で、日経平均株価は7営業日続けて値下がりした。7日間の合計の下げ幅は1240円に達した。日経平均の終値は、前日より124円05銭(0・59%)安い2万1067円23銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同6・16ポイント(0・40%)低い1534・98。出来高は17億5千万株だった。
米中貿易摩擦の懸念から前日の米国市場が大きく下げた流れを受けて、日経平均も取引開始直後から大幅に下落。下げ幅は一時400円を超えて、約1カ月半ぶりに2万1000円台を割り込む場面もあった。ただ、「市場では米中交渉の行方で一部楽観的な見方も根強くある」(大手証券)といい、その後は徐々に下げ幅を縮小していった。