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元ハードラーも自衛官も 女子ラグビー代表狙う新戦力

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-5-17 15:23:45  点击:  切换到繁體中文

 

ラグビー女子7人制の国内サーキットシリーズ「太陽生命セブンズ」(朝日新聞社後援)が6年目を迎えた。年を追うごとに競技力は向上し、高いレベルで各チームが接戦を繰り広げている。第1戦・秋田大会(4月28、29日)では参入2年目のながとブルーエンジェルスが初制覇を果たし、第2戦・東京大会(5月18、19日、秩父宮)の優勝争いからも目が離せない。2020年東京五輪の開幕まであと約1年2カ月。日本代表「サクラセブンズ」入りをめざす選手たちが大会を盛り上げる。(能田英二)


ラグビーワールドカップ2019


東京五輪出場をめざす選手たちは、太陽生命セブンズで活躍することが代表入りへの一歩となる。五輪に選手登録できるのは12人という狭き門。幼い頃から競技に打ち込んできた者だけではなく、巡り合わせで楕円(だえん)球と出あった者たちもその魅力にひかれ、大舞台出場に挑んでいる。


172センチの長身生かす


初昇格の自衛隊体育学校は、秋田大会で初勝利を挙げるなど8位に食い込んだ。ゲーム主将の葛西杏奈(23)は172センチの長身を生かした力強い走りでチームを引っ張った。


中学3年生の時、宮城県多賀城市で東日本大震災に遭った。自衛官だった両親は支援活動に奔走した。「両親の働く姿を見て、私もなりたいと思いました」。仙台商高ではバスケットボールの宮城県選抜に選ばれたが、卒業後は競技をやめ、両親と同じ自衛官になった。


仙台駐屯地で、山での匍匐(ほふく)前進などの訓練に励んでいた17年、転機が訪れた。東京の自衛隊体育学校に「ラグビー班」が新設され、配属された。仙台で配られたアンケートの「興味がある」という項目に何げなく印をつけ、合同練習に参加すると、短距離の速さが評価されたのだ。


「最初はルールもわからなかっ…



 

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