トレーニングジム大手のRIZAP(ライザップ)は30日、ダイエットや美容に加え、健康・ヘルスケアにも力を入れていくと発表した。ダイエットのノウハウを生かし「健康にもコミット」することを目指す。
ライザップは、トレーナーが会員と1対1でトレーニングや食事指導をするのが特徴だ。栄養学や目標達成理論などの研修を経てトレーナーを育てている。
7月からは、生活習慣病に関する専門知識も備えた「メディカルトレーナー」を育成する。病気への理解を深め、より会員にあったトレーニングを提供できるようにするという。
また、全国183の医療機関と連携を強め、医師が各店舗を巡回して対面で相談を受けられる体制も7月から順次整えていく。(神沢和敬)