部員への体罰問題で謹慎していた春日部共栄(埼玉)野球部の本多利治・前監督(61)が11日付で監督に復帰した。同校への取材で分かった。
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本多監督は昨年4月の練習試合で三振した部員に平手打ちしたなどとして、日本学生野球協会が今年1月12日から4カ月間の謹慎処分とし、後任監督には植竹幸一部長(49)が就いていた。謹慎期間を終えて1カ月後の復帰となったが、同校によると、春の関東大会出場や学校行事が重なったため、部員が落ち着いて練習に取り組めるタイミングを選んだという。同校は夏の甲子園で準優勝の経験がある。