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9失点でも悲壮感なし「苦しい場面でこそ楽しく」貫いた

(10日、高校野球群馬大会 東農大二12-2大泉)


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「苦しい場面こそ、思い切って楽しくやろう」


大泉は逆転した直後の四回裏、東農大二打線の猛攻に遭った。先発のエース椿真之介(3年)の後を受けて登板した主将の野代天斗(たかと)(3年)も3点適時三塁打や右前適時打を浴びた。それでもマウンドに集まった仲間には笑顔がこぼれ、声を掛け合った。この回計9失点。ただ、突き放されても悲壮感はなかった。


野代は高校通算50本以上の本塁打を放った強打者。1年からレギュラーで、新チームで主将に立候補。森山弘監督は「精神的にも成長してほしい」と託した。だが野代は、仲間に注意したり自分の意見を言ったりすることが苦手。森山監督の目に新チームは「表面的にはまとまっているが、打ち解けられていない」と映った。監督の言葉に「はい」としか言わない姿に物足りなさも感じていた。


そんな主将が春先、初めて監督にぶつかった。「主将なら仲間に厳しいことも言わないといけない」と監督に言われ、野代は「自分は一生懸命やってます」と譲らなかった。2人は打撃フォームでも意見が食い違い、自分のこだわりもあった野代は素直に聞き入れられなかった。


「厳しいことを言っても決して嫌われない。お前は信頼されている」「良いところを残して、悪いところを変えればもっと良い打者になれる」。後日、そんな監督の言葉に納得し、主将としての決意が固まった。4月には森山監督が足を負傷して約20日間チームを離れたが、野代を中心に結束。森山監督も「一回り大きくなった」と認めた。


打撃を強化して臨んだ大泉だったが、この日は実力校・東農大二の投手陣に内外角の厳しいコースをつかれ、思うような打撃ができなかった。五回裏の2失点で10点差がつき、5回コールド負け。ただ「明るく楽しく元気よく」というチームのモットーは最後まで貫いた。「最高のチームだった」と野代。「頼りない主将を支えてくれてありがとう」。最後まで仲間への感謝の言葉を口にした。(森岡航平)


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