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「一つの幕が開く時きた」 ハンセン病首相談話に原告ら

政府は、元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴期限を迎える12日、安倍晋三首相の談話と政府声明を発表した。


談話の発表を受け、ハンセン病家族訴訟の原告や弁護団は12日午前、東京・永田町の衆院議員会館で報道陣の取材に応じた。


原告団の林力(はやしちから)団長(94)=福岡市=は「一つの幕が開くときがきた。これから、もっと具体的な補償、啓発のあり方を求めていきたい」と語った。


黄光男(ファングァンナム)副団長(63)=兵庫県尼崎市=は「とりあえず謝罪をされ、補償の話もあり、非常によかった。ただ、もう少し心を込めて(談話を読んで)ほしかった。ここにきて謝罪してもらえるならありがたかった」。原告の一人、原田信子さん(75)=岡山市=は「後日総理が会ってくれるそうなので、そのときまで待っております」と述べた。


原告側は、国の責任を認めた熊…


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