中国民用航空局(民航局)は4日、国際旅客便に関する通知を発表した。通知によると、2020年6月8日より、海外からのフライトに対し、「奨励」と「一時停止」の両方式を併用する方針。新華社が報じた。
このうち「一時停止」措置とは、ある航空会社の1つの便で、中国入国後のPCR検査で陽性反応となった旅客が5人以上いた場合、翌週の運航を停止する。また、10人以上となった場合は、その後4週間にわたり運航を停止する。「一時停止」される便の本数を他の路線で調整することはできない。「一時停止」期間が終了すると、「航空会社につき、1路線毎週1便」の運航が再開される。
一方、「奨励」措置とは、ある航空会社の1つの便で、中国入国後のPCR検査において3週連続で陽性反応となった旅客がいなかった場合、もともと運航が認められている範囲内で、毎週1便増やし最大週2便とすることが認められる。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月5日