中国公安当局は今月25日、韓国の要請に基づいて、国際指名手配されていた韓国籍の男2人を強制送還する決定を下し、天津濱海国際空港で韓国側に引き渡した。人民網が報じた。
韓国籍の男2人は李容疑者と朴容疑者で、韓国で指名手配されていた。しかし、2019年10月に中国域内に逃亡し、不法滞在を続けていた。その後、国際刑事警察機構が2人を国際指名手配。中国公安当局は事態を重く見て、直ちに専従チームを立ち上げて捜査を開始し、今年8月10日に河北省廊坊市で2人の身柄を拘束した。
今月25日、専従チームは天津濱海国際空港で、李容疑者と朴容疑者の前で強制送還決定文書を読み上げ、韓国側に身柄を引き渡した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月27日