ロイター通信などによると、イスラエルのヘルツォク観光相は五日、地元テレビで、米国とフランスが国連安全保障理事会決議案に合意したことについて「非常に重要な進展」と評価。「決議に従って行動しなければならないのは事実」と述べ、決議案受け入れに前向きな姿勢を見せた。
オルメルト首相は五日夜、主要閣僚らを呼んで秘密会議を開き、決議案の中身について議論。首相とペレツ国防相は六日、エルサレムでウェルチ米国務次官補(中東担当)と会談する予定だ。
治安閣議のメンバーであるヘルツォク観光相は、戦闘は当面、継続されるとの見通しを説明したが、戦闘停止までの期限は短くなっていると語った。(エルサレム共同)
毎日新聞 2006年8月6日