与野党は憲法記念日の談話や声明を発表した。
自民党 現行憲法には解釈では乗り越えられない限界点や矛盾が多く出ている。早期に憲法改正案の政党間協議の手続きに入るべきだ。
民主党 安倍晋三首相が現行憲法と戦後の歩みを高く評価することが前提。良いものをさらに良くするとの共通認識に立脚し丁寧な議論を望む。
公明党 「加憲」の対象について具体的な検討を進める。「改正」や「期限」ありきではなく慎重に合意形成を図っていく。
維新の党 道州制導入など「効率的で自律分散型の統治機構」を確立する憲法改正を提案し、国民的議論のけん引役を果たす。
共産党 戦争する国づくりへの暴走をストップさせる。前文を含む全条項を守り、平和的民主的諸条項の完全実施を目指す。
次世代の党 固有の歴史や思想、文化を踏まえ、国民の主体的な発意で自主的に制定されるべきだ。
日本を元気にする会 憲法は不磨の大典ではなく、国全体でしっかりと議論していくことが重要だ。
生活の党と山本太郎となかまたち 日本のために集団的自衛権の行使が必要なら、正々堂々と9条改正を国民に問うべきだ。
社民党 平和憲法の守り手としての決意を新たにし憲法改悪を許さず、憲法理念の実現にまい進する。
新党改革 平和主義を守り、憲法のあり方を幅広く十分に議論していく。