【テヘラン=久門武史】アラビア半島のイエメンで17日深夜、5日間としていた停戦期間が終わり、サウジアラビア軍などはイエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ」への空爆を南部アデンで再開した。同国の治安当局者の話としてAP通信が伝えた。
3月下旬から空爆を重ねてきたサウジなどスンニ派諸国は12日、人道支援を目的に5日間の停戦を開始。フーシも受け入れを表明したが、サウジは期間中にフーシの停戦違反が複数あったと批判していた。
サウジの首都リヤドでは17日、イエメンの各勢力が打開策を話し合う政治対話が3日間の日程で始まったが、フーシは参加しなかった。