11日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比9円80銭(0.37%)高の2682円54銭だった。日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが心理的な節目の1万9000円を下回らずに推移したこともあり、投資家心理がやや改善。投資家が大型株/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE3EBEBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXに加え、中小型株に資金を振り向ける動きも強めた。日経平均が上げ幅を広げる動きに連動する形で、新興市場/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E2E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXも緩やかに上げ幅を拡大した。
主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発。ゲーム関連や医薬品、IT(情報技術)などに買いが目立った。立花証券の鎌田重俊企業調査部長は「様子見姿勢だった投資家らが好材料の出た銘柄を物色したり、先高観から下値で買う投資家がいた」と指摘する。
ジャスダック市場の売買代金は概算で345億円、売買高は6874万株。国内でベーカリーレストランを展開する予定のアスラポートが大幅高。クルーズやカルナバイオも買われた。一方、通期業績を下方修正した菊池製作は下落。大塚家具や倉元も売られた。
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比10.14ポイント(1.13%)高い903.63だった。そーせいや株式分割/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE3EAE6E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXを発表したジグソーが買われ、元役員による業務上横領の疑いが判明したと発表したアップバンクは大幅安。鎌倉新書やネオジャパンなど新規上場銘柄の売りが目立った。