競馬の香港国際競走は13日、シャティン競馬場で行われ、G1・3レースに日本馬10頭が出走し、武豊騎乗のエイシンヒカリ(4歳牡馬、坂口正則厩舎)とライアン・ムーア騎乗のモーリス(4歳牡馬、堀宣行厩舎)が優勝した。日本馬は海外G1で通算28勝となった。
エイシンヒカリは香港カップ(2000メートル芝)を逃げ切ってG1初勝利を挙げ、1着賞金1425万香港ドル(約2億2230万円)を獲得した。武豊騎手は海外G1・8勝目。昨年のオークス馬ヌーヴォレコルトが2着に入り、日本馬が上位を占めた。ステファノスは10着、サトノアラジンは11着だった。
香港マイルを制したモーリス=左端(13日、シャティン競馬場)=共同
今年の安田記念、マイルチャンピオンシップを連覇したモーリスは香港マイル(1600メートル芝)を制し、マイルG1・3連勝で1着賞金1311万香港ドル(約2億450万円)を獲得した。ダノンプラチナは7着、フィエロは9着だった。
香港スプリント(1200メートル芝)はミッキーアイルが7着、ストレイトガールが9着、サクラゴスペルは12着だった。〔共同〕