和歌山の酒造大手・中野BC(和歌山県海南市)は、梅酒をボージョレ・ヌーボーのように熟成前の新酒の状態で出荷する「中野梅酒 NOUVEAU(ヌーボー) 2015」を発売した。今年は梅の収穫開始前の5月に気温や日照時間に恵まれたことなどで、うま味と香りが強い実に育ったという。梅の香りが高く、酸味もしっかりとした味わいに仕上がったとしている。
一般向けには720ミリリットルの単品商品と、200ミリリットルの飲みきりサイズで8年熟成した梅酒と飲み比べができるようにしたセット商品「梅酒プレミアムセット 刻(とき)」の2商品をそろえた。アルコール度数は20度。
価格は720ミリリットル商品が1404円、セット商品が2160円。全国の酒屋や同社のホームページなどで販売中。〔日経QUICKニュース(NQN)〕