本塁に生還した選手を迎える智弁和歌山のベンチ=田辺スポーツパーク野球場
春季近畿地区高校野球大会和歌山県予選(県高校野球連盟主催、朝日新聞和歌山総局後援)は15日、5試合があり、今春の選抜高校野球大会で準優勝した智弁和歌山が和歌山高専に16―3で5回コールド勝ちした。
各地の春季大会の結果はこちら
動画もニュースも「バーチャル高校野球」
智弁和歌山は一回に先制したが、その裏に逆転を許した。投手力の向上を課題に挙げた高嶋仁監督は試合後、「ストライクが入らなくてリズムに乗れんかった」と嘆いた。一方、今春入学の新戦力が活躍。細川凌平君(1年)が三回に代打で出場し、3打数2安打。「持ち味の足を生かして、夏の全国優勝に貢献したい」と話した。
雨で試合が繰り下げになり、紀三井寺球場の第3試合(近大新宮―和歌山商)は16日午後1時からに順延となった。(大森浩志郎)