三重―大阪桐蔭 九回裏大阪桐蔭1死一、二塁、小泉は同点の右前適時打を放ち、ガッツポーズ=内田光撮影
第90回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)第11日は3日、準決勝2試合があり、智弁和歌山(和歌山)と大阪桐蔭(大阪)の近畿勢2校がともに延長戦を制し、決勝進出を決めた。
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智弁和歌山―東海大相模(神奈川)の第1試合は、乱打戦となった。東海大相模が六回までに5点差をつけたが、智弁和歌山は八回に集中打で追いついた。十回に冨田の犠飛などで勝ち越し、12―10で勝った。
第2試合は、史上3校目の連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)と、2014年夏の甲子園決勝で同校に敗れた三重(三重)が対戦。大阪桐蔭は2点を追う六回に山田の本塁打で1点差に迫り、九回に適時打で追いついた。あと1アウトで大会史上初のタイブレークに突入するという十二回2死一塁から、藤原が左中間にサヨナラ二塁打を放ち、3―2で勝った。
決勝は4日午後0時半プレーボール予定。