サッカーの米プロリーグMLS、ホワイトキャップスへの移籍が決まったJ1柏のFW工藤壮人が30日、千葉県柏市内で取材に応じ「環境を変えてチャレンジをしてみたいと思った。毎週のように一流と対戦することで、選手としても人としても成長できると思う」と意気込みを語った。
柏の下部組織出身の工藤は2009年にトップチームに昇格。クラブワールドカップ(W杯)などの国際舞台を経験し「2、3年前から日常的に世界を感じていたいと思うようになった」と海外移籍を模索してきたという。バンクーバーに本拠地を置くチームからはストライカーとしての能力を評価されたそうで「ゴールに対して、より貪欲になりたい。変わった工藤を見せられれば」と力を込めた。〔共同〕