運行を再開した熊本行きのバスに乗り込む人たち。乗車前に飲料水などが配られた=28日午後8時14分、名古屋市中村区の名鉄バスセンター、戸村登撮影
大型連休前の28日夜、名古屋発熊本行きの高速バスは、被災地に帰省する人たちで満席となった。
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熊本地震 災害時の生活情報
愛知県大府市の会社員、清水翔太さん(22)は、避難所と家を行き来する生活を続ける熊本県八代市の両親の元へ向かう。「余震でゆっくり寝られないと言っていて心配です。帰ったら家の片付けを手伝いたい」と話した。
名鉄バスによると、熊本行きの高速バスは地震後に運休していたが、27日に再開。連休中は、ほぼ満席という。29日と5月1日は2台に増やす。名鉄バスは5月末までの名古屋―熊本線の売り上げの10%を義援金として日本赤十字社に寄付するという。