10番でティーショットを打つ谷原秀人
男子ゴルフの中日クラウンズ(名古屋GC和合 6545ヤード=パー70)は30日、第3ラウンドがあり、片岡大育(だいすけ)がスコアを五つ伸ばして通算9アンダーとし、単独首位を守った。金庚泰(韓)が2打差の2位につけ、谷原秀人が16位から3位に浮上した。2位で出た池田勇太はこの日3オーバーで、首位と9打差の14位に後退した。片山晋呉は31位。
■谷原、3位に浮上
国内3戦目でようやく決勝ラウンドに進んだ谷原が、この日のベストスコア65をマーク。16位から3位に浮上した。18番のティーショットを右の林に入れてボギーを喫したが、後味の悪い上がり方にも「ああいうことがあるから練習するんです。それが楽しい」とさばさば。ゴルフを教えてくれた父が、2月に胃がんで他界した。「天国から良いゴルフを見て欲しい。くよくよしていられない」