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現場付近の通学路、見守り不在 要員減少に危機感

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児童の登校を見守る「小針こどもセーフティスタッフ」のメンバー(右)=2018年5月11日午前7時48分、新潟市西区、大西明梨撮影


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新潟市西区の小学2年、大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害されて線路に遺棄された事件で、大桃さんが下校時に通ったとみられる付近は、地域の人たちによる見守りが不在のところだった。


地域で子どもたちを見守る取り組みはいま、どうなっているのか。


「おはよう」「きょうは1人なの?」。11日午前7時半すぎ、大桃さんが通っていた新潟市西区の小針小学校近くの交差点では、黄色の帽子とジャンパー姿の人たちが、登校する児童に笑顔で声をかけていた。登校に付き添う保護者にも「この道は警察官もいて、安心だよ」と助言した。


声をかけていたのは約10年前から登下校を見守る「小針こどもセーフティスタッフ」のメンバーで、現在は十数人で通学路に立つ。同小5年の女児の母親は「いつも子どもたちを見守ってくれる心強い存在」と話す。


一方で、下校時は学年によって時間に幅があるため、立つメンバーが3人ほどのことも。事件当日、下校途中の大桃さんが1人で通ったとみられる踏切付近は、2、3年前から見守りが不在だという。メンバーの70代男性は「年々人が減り、埋められなかった場所。私もそろそろ引退。若い人は仕事があるし……」と話す。事件を受け、大桃さんの自宅がある東小針自治会では、見守り活動への参加を住人に呼びかけたが、役員の千田芳資(よしじ)さん(63)は「幅広く子どもたちを見守るには人数が足りない」と危機感を募らす。


ボランティア担い手、育成が課題


全国的に「子どもを守る」機運が盛り上がる契機となったのは、2005年に広島市と栃木県今市市(現日光市)で下校途中の小1女児が相次いで殺害された事件だった。


文部科学省によると、保護者やボランティアが登下校に同伴する小学校は05年度は40・0%(8989校)だったが、15年度は「見守り」を含め89・4%(1万7895校)。地域ぐるみでの取り組みが進む。


しかし「メンバーの高齢化で活動の継続が難しい地域もあり、担い手の育成が課題」(文科省の担当者)。同省はボランティアの養成のため、講習会を年間900回から今年度は1・5倍に増やす計画だ。


立正大学の小宮信夫教授(犯罪学)は「メンバーが限られる中、地域をただ漫然と巡回するのではなく、人目が少ない通学路など犯罪者が好む場所を重点的に見守る『ホットスポットパトロール』が効果的だ。人ではなく、場所を見守るという発想の転換が必要だ」と話す。(大西明梨、山田暢史、峯俊一平)



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