IT企業のサイバーエージェントは11日、同社がブログやゲームのサービスを提供している「アメーバ」で、4月29日夜から5月7日夕までに5万905件の利用者のアカウントが第三者に不正にログインされていたと発表した。メールアドレスや生年月日、仮想通貨の履歴情報などが閲覧された恐れがある。
不正ログインを試みた回数は223万回あまりになるという。同社によると、今のところ利用者の情報が改ざんされた事実は確認されていない。
他社サービスのアカウントのIDとパスワードを入手した第三者が、使い回ししてアメーバにログインを試みているとみられる。不正ログインされたアカウントのパスワードはすでにリセットしたといい、利用者に再設定を依頼している。同社は被害の拡大を防ぐため、ほかの利用者についても、パスワードの変更を促している。