池田勇太
ゴルフのリオデジャネイロ五輪出場選手を決める世界ランキングが11日に発表された。日本の出場枠は男女2人ずつとなり、女子は22位の野村敏京(23)と43位の大山志保(39)、男子は93位の池田勇太(30)と107位の片山晋呉(43)が出場権を獲得した。男子は17位の松山英樹(24)と69位の谷原秀人(37)は出場を辞退。態度を保留していた片山は11日までに出場を決めた。
特集:リオオリンピック2016
女子の2番手争いは、大山、宮里美香(26)、渡辺彩香(22)による混戦となった。10日までの全米女子オープン(優勝=ブリタニー・ラング〈米〉)で大山と宮里が予選落ち。渡辺が30位台前半に入れば大山を越える可能性があったが、第3ラウンドの20位から最終日に38位まで順位を落とした。最後の2ホールでスコアを三つ落としたのが響き、世界ランクは45位にとどまった。
日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチは「1カ月後にバシッと調整できればいい。全員に(メダル獲得の)チャンスがある」。日本ゴルフ協会の倉本昌弘・五輪対策本部強化委員長は「力を合わせてメダル獲得を目指したい」とコメントした。
昨年の日本ツアー賞金女王イ・ボミ(韓)は韓国勢8番となり、4人の韓国代表に入れなかった。