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東電元幹部の裁判、避難者遺族3人参加へ 地裁が認める

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の勝俣恒久元会長(76)ら元幹部3人の裁判に、遺族3人が被害者参加制度を利用して参加することがわかった。東京地裁が13日までに認めた。


東電元会長ら3人を強制起訴 福島原発事故の責任問う


裁判に参加するのは、原発近くにある「双葉病院」(福島県大熊町)から事故で避難中に亡くなった入院患者の遺族。同制度を利用することで、被告に直接質問したり、求刑の意見を述べたりすることができる。


勝俣元会長らは、双葉病院から避難しようとした入院患者ら44人を死亡させたなどとして、今年2月に強制起訴された。今後、検察官役の指定弁護士と弁護側、地裁が争点を整理する公判前整理手続きが開かれ、初公判の期日が決まる見通し。


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