鉄棒の練習をする内村航平=長島一浩撮影
リオデジャネイロ五輪で団体金メダルを狙う体操男子チームが24日、ブラジル・サンパウロ近郊の合宿地で練習を公開。エース内村航平(コナミスポーツ)が順調すぎるほどの仕上がりを見せた。
特集:リオオリンピック
合宿は21日から始まった。2日目まで吐く息が白くなるほど冷え込んだが、23日の休みを挟み、この日は半袖短パンで練習できる暖かさに。本来は時差調整が目的だが、内村は「時差ボケもなく、体の状態がよかったから」と、全6種目を本番同様に演技する「通し練習」を行った。
この日は、本番と同じメーカーのゆかがトラブルで使えず、別のゆかでの演技だったが内村は安定した演技を披露。水鳥寿思監督が「すごくびっくりした」という好内容だった。内村本人は「まだ調整段階。リオに入れば、おのずと気持ちも調子も上がってくると思う」と話した。
練習後には、ゆかの世界王者の…