五輪開幕を翌日に控えたブラジル・リオデジャネイロ市内で4日、ロシアの副領事の男性(60)が車を運転中に、拳銃を持った2人組の強盗に襲われた。副領事は相手の拳銃を奪い取り、その場で強盗の1人を射殺し、残りの1人も撃退した。地元メディアが伝えた。
リオオリンピック
報道によると、現場は五輪のメイン会場となる五輪公園から直線距離で約3キロの大通り。事件が起きた午前中は渋滞していたという。副領事が運転する車が停車したところに、強盗が2台のオートバイで近づき、1人が窓ガラスを破壊。副領事を銃で脅して車を奪おうとしたという。
副領事が撃った強盗は即死。別の1人は逃走した。車内には副領事の妻と娘が同乗していたという。
副領事と強盗が殴り合いになっ…