先月の参院選で選挙運動の見返りに金を払う約束をしたとして、大阪区検は共におおさか維新の会から比例区で立候補し落選した、梅村聡元参院議員と中谷裕之氏の陣営関係者計3人を、公職選挙法違反(買収約束)の罪で略式起訴した。大阪簡裁は梅村陣営の後援会事務所職員の女2人に各罰金20万円、中谷陣営の出納責任者で行政書士の男(35)に罰金30万円の略式命令を出した。略式起訴、命令ともに4日付。
2016参院選
起訴状などによると、梅村陣営の35歳と29歳の2職員は知人を介して女性に、中谷陣営の出納責任者は親類に、いずれも公示前の6月中旬、選挙運動をすれば日当を支払うと約束した。