男子個人総合で金メダル獲得を決めて喜ぶ内村航平(左)=林敏行撮影
リオデジャネイロ五輪の体操男子個人総合で、内村航平と争って敗れた銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ(22)=ウクライナ=が10日、試合後の記者会見で、内村に助け舟を出し、尊敬の念を示した。
リオオリンピック
内村航平が2大会連続の金 体操・男子個人総合
わずか0・009点差での決着。会見で記者から内村に対し、逆転を決めた最終種目の鉄棒の採点について、「審判が内村に親近感のようなものを感じ、高い得点が出たと考えているか」という質問があった。
内村は「僕が審判に気に入られていると言うことですよね。まったくそんなことは思っていない」。すると、別の質問に答えていたベルニャエフがわざわざ、「先ほどの質問だけど、いったん得点が出ればそれは公平なものだし、内村は過去に今回よりももっと高い得点を取っている。だからそういう質問は無駄だと思う」と話した。
会見では、個人総合2連覇の快…