男子のメダリスト3人。左から銀の宇野昌磨、金のネーサン・チェン、ミハイル・コリャダ=AFP時事
フィギュアスケートの世界選手権男子で2大会連続となる銀メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)が25日、イタリア・ミラノで取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。
フィギュア特集 Kiss and Cry
宇野昌磨、演技後にぬらしたほお 「諦めずにやった」
――一夜明けて。
「やり切ったという気持ちが消えて、今は次に向かってレベルアップしたいという悔しさが残っています。冷静になって振り返ってみると悔しい気持ちと、もっともっとうまくなりたい気持ちがあります」
――2年連続の銀メダル。
「(前回は)達成感のある銀メダル。悔しさの残る銀メダル。同じ銀メダルでもここまで気持ちが違うんだなと思います」「自分が楽をしすぎて、シーズン中に靴を換えなかった。いつも靴を換えると調子を落とす。そういうのが嫌だったので、ついつい、靴を換えずに無理をさせてしまった。いずれ、苦しい思いをするのなら、靴をちゃんと換えるときに換えるべきだと、改めて思いました」
――4回転サルコーは。
「サルコーは練習していきます。全日本以来、やっていなかった。もう一回、練習を始めて、次はちゃんと間に合うように。いい状態で試合に臨めるように努力したいと思っています」
(ここで報道陣の体に虫がとまる)
「虫虫虫。虫が、頭の上にー!…