跳馬で3位になり、笑顔で3本指を報道陣に見せる白井健三=15日、リオ五輪アリーナ、長島一浩撮影
(15日、体操男子種目別 跳馬決勝)
体操男子の種目別決勝の跳馬で、日体大2年の白井健三(19)が銅メダルをつかんだ。前日のゆかでは思わぬ失敗をして、本命視されていたにもかかわらず4位に終わっていた。わずか1日で立て直し、笑顔で表彰台に上がった。
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跳馬の1本目。自身の名がついた技よりさらに半分多くひねる新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を成功させた。「よっしゃー」。そう叫ぶと、満面の笑みで右拳を握りしめた。「映像を見たら、自分でも感動すると思う」という会心の出来。2本目の技もきれいに決めて、銅メダルを手にした。この種目の日本勢のメダルは、1984年ロサンゼルス五輪の森末慎二、具志堅幸司の銀以来、32年ぶりだ。
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